8/14 東京グローブ座  『カンコンキンシアター30 「クドい!」82歳まで生きる事に決めました!』

http://www.kankonkin.com/


2014年ぶり、2年ぶりの鑑賞です。
座席は最前の端の方。


・オープニング

恒例のモノマネコーナーですが、
例年以上に良く分からず、あんまり笑えなかったかな。
関根さんの小池百合子はさすがだったが。
あと、ラッキィのファンキー加藤(もちろん全裸)が、思いのほか似てたw
そんな中で、アマンダが演じた金子信雄菅原文太かもw)が、
かなりアマンダから離れていて「誰だよコレ!?」ってなったのが良かった。



さらに全員でのオープニングダンスの途中、そのアマンダが舞台上で
扮装を解き、ちゃんと踊れてない人を罵倒するという、今までにない流れに。
正直、そのままサンバで踊ってくれた方がオープニングの見せ方、
アマンダの魅力の出し方として良かったような気もしますが
ここでのやり取りが後のアマンダの笑いに繋がり、
今までにないオープニングのパターンとしても良かったです。




・森です!

お馴染みのコーナーですが…
今回、森です!のコーナーが1回しかなかったんだよなー。
正直、1回目はソフトな感じで終わって
「まあ、まだもう一回あるしなー」とか思って安心してたら、
ここしかないんでやんの!
森です!の格好でコントに参加することはありましたが…




・シゲルとユウジ

お馴染みの関根とラッキィのひどいコーナー。
餌食になるのは新人女優の稲村亜美ちゃんです。
しっかりカンコンキンに参加してるぞ、というのが伝わりますw
オチの暗転→股間のピラミッドが点灯、という流れまで安定の様式美。



・スタジオアマノ

スタジオアリス的な、子供を撮影する専門のスタジオを舞台にしたネタ。
新ネタかな?


本編…の前に、まずは冒頭!!!!!
店長の天野の前に、関根が本物のお孫さん、
つまりは関根麻里の赤ちゃんをもって登場!!!
天野に写真を撮ってもらって退場という、一瞬だけですが、
まず凄かったのが、赤ちゃんが一切泣かなかった、という事。
ギャン泣きしてもおかしくないし、
袖にいる途中で泣き出して、声が漏れてしまって、
登場前からネタバレしてしまう、なんてこともあり得たのに、
一切泣かず、声も出さず。
さらに、写真もカメラに向かってしっかりカメラ目線…だったらしい。
俺の座席からは、関根さんの背中しか見えず、目線は分かりませんが、
天野がそう言ってた。


この演出は、もちろん千秋楽限定。
0歳にして初舞台…というのも凄いですが、
関根さん曰く
「麻里のお腹の中にいる時に舞台出てたから、舞台は2回目」らしいw


これから15年後くらいに、もしこのお子さんが世に出るような事があったら、
俺は「0歳の時に生で最前で見たんだぞ!」というのを誇っていきたいと思います。
もちろん、可愛らしかったですよ。
もうあんま覚えてないけどw 
赤ちゃんの顔なんて大体可愛いし、大体似たようなもんだろw



関根さんと赤ちゃんがハケて本編へ。
森、右手の夫婦が赤ちゃん(有川)を連れてくる。
その赤ちゃんの良い写真を撮るため、様々なメンバーが笑わせる、という内容。
最終的には、飯尾のモノボケがクライマックスになる。


ここはめちゃくちゃ良かった!!!
まず、有川を笑わせる、というのが面白いし、面白さが伝わりやすい。
普段の公演ではどうなのか分からないが、有川がやたら笑うんだよw
笑いにくい人を笑わせて成立する流れなのに…と思いつつ、
これはこれで面白い。
そもそもこうやって有川がメイン(?)に出てくるのも嬉しいし。

やすやウドちゃんが有川を笑わせて、それだけでも十分満足感が高いのに、
そこから本命の飯尾というボリュームが凄い。

大好きなお馴染みの飯尾のモノボケは、ソーセージを渡されたら、
自らナスを足してきて「ドイツのお盆」みたいに、
足したりするのが面白かったwww

モノボケのフリは、飯尾だけでなく、森や右手にも飛び火。
この辺は千秋楽、或いは昼公演ならでは?
右手は、ブドウを頭にのっけて、
「目玉のたくさんあるおばけだよー」みたいな事を言ってましたが、
正直、右手ならもっとできるだろ!みたいな気持ちにはなりました。
チャンスが1回しかなかったからなー。
もう1〜2回振られたら、いいの返せたと思うんだけどなー。





・女性陣がラッキィ司会のクイズに答える番組

大がかりなセットの割に、そこまでの長さでもなく、
笑いの量もそれほどでもない。
今回、ラッキィの下ネタが、ひどいだけで笑えないって事が多かったかなー。
もちろん、ある程度の面白さはあるんだけど…
このコーナーに関しては、特に滑り気味だった。
関根の尾木ママは面白かったw


あと、このコーナーだったかな?
NGワードで「おちんちん」ってのがあったんだけど、
その「おちんちん」っていう、ラッキィが普段から言いまくってる
ラッキィの下品さの象徴みたいなワードを初日に忘れて出てこない、ってシーンが
あったらしいwwww





・男性向け下着の会議コント

微妙に設定は違うものの、これもお馴染みのやつかな?
心情セリフが録音で流れたり、ホモネタなんかが共通項。
森が狙われるのも前にあったよねw
安定です。




・稲村亜美と関根勤のモノマネコーナー

文化放送のラジオの冒頭で稲村亜美が似てないモノマネを
披露するコーナーがあるのだが、それを借りてきた感じ。
稲村がモノマネするのが、タモリ・たけし・さんまという
分かりやすいチョイスなのが良い。
どうせ似てないんだからw

そしてそれがフリになって、関根さんが田村三兄弟とか、
急にマニアック(?)な方に行くのが面白い。




・井川の闇

これまた安定。
長さもちょうど良く、面白かったです。
いい感じのキラーワードもあった気がしましたが、忘れましたw




・ウド監督とレスリング女子日本代表

女性陣4人に伊調馨(飯尾)、吉田沙保里(天野)の6人がレスリング女子。
伊調と吉田以外、全く知りませんでしたが、
今になって金メダル取った土性沙羅とかちゃんといた模様w


レスリングって事で、あのレスリングコスチュームを皆着ているのですが、
アマンダめっちゃスタイルいい!!!!
ケツのでっぱりから背中のへこみのラインが素晴らしすぎる。
思わず見とれてしまう位。

ネタ自体は、ウド先生と女生徒がきゃあきゃあ言って、
関根麻里が毒舌ツッコミを入れるパターンのやつ。
ただ、関根麻里はいないので、他の女子がツッコミ入れたり、
稲村がスリッパではたいたりしてるのですが、
やはり関根麻里ほどの切れ味は無く…
ここは代わりが効かないなー。


とはいえ、ウドちゃんだし、天野や飯尾もいるし、
かなりの面白さはあります。
途中ウドちゃんが、
山形の空港からの2個しかない信号の一つにひっかかって、
でも迂回ルートがある、みたいな話をしていた時に、
おそらく袖にいるであろう関根さんが「な〜んだよ!」と
思わず声に出していたのが聞こえたのが、最前故の愉悦w




・ラッキィと萌木のひどいやつ

お馴染みのコーナー。
今回はおそ松さんがテーマで、ラッキィがちび太、萌木がイヤミに。
そしてこれまたひどいだけであまり笑えない…

途中イワイガワ、ずん、キャイ〜ンのネタが挟まります。
エネルギーは公演限定復活があるかと思われましたが、無し。
まあ、解散したばっかだからね…
来年以降はあるかも。

で、ネタ終わりで、萌木がイヤミからトト子に変わっているのですが、
これはめっちゃ可愛かった!!!!!




・ラッキィがバーテンダーのコーナー

やや短めのコーナー。
野球の話をしている女性客(アマンダ、萌木、右手)に
ラッキィがションベンカーブを伝授する、というもの。
これが、パンツを降ろして、そこにションベンして、
溜まったションベンにボールをつけて…みたいな、
とてつもなくひどいやつで、
ここまでひどいと笑えるような、やっぱり笑えないような
良く分からない気持ちになりましたw
まあ、やはり滑り気味だったような気がします。


ちなみに稲村はストーリーテラーみたいな役割。
一応売り出し中の稲村は「パンツを降ろす」という
アクションはさせないようにしたのかなあ…と思いましたが、
それまで、そしてその後もひどい下ネタやってるんで、
考え過ぎかな?





アメリカンダンス教室

これは良かった!!!
初めて見た時は、関根×井川の二人コーナーで、
20分の予定が53分というワンコーナーとは思えないクソボリュームになって、
寝落ち必死のヤバイコーナーになってましたが、
関根(アメリカンダンスの先生)×キャイ〜ン(生徒)のコーナーになってて、
配役も代わり、それによりテイストも変わった。
今は関根と井川のトークライブみたいなのが単独で行われてるから、
カンコンキンではやらないって事なんでしょう。


で、キャイ〜ン、特に天野がいいんだよなー。
付き合いの長い関根との関係性の中で、
「それ、今思いついて言ったでしょ」みたいなグイグイくるツッコミがいいんだよなー。
関根の面白さは言うに及ばず。




・抽選会

前半終了を告げる、抽選会。
最前列の人が抽選に当たって、エネルギーと写真撮ってました。
毎年の傾向から、最前の人が当たるように出来てるっぽい。
今回はチャンスあったのに…



んで、女性陣がお約束の水着(ビキニ)なんですが、
稲村ちゃんが、パンツ部の上の肉がちょっと出てて、
相対的に一番スタイル悪く見えた。
あの感じが好きって人もいそうだけど。
右手ちゃんはスレンダーって感じ。






・後半の座長挨拶

いつもはタキシード姿で登場する関根座長ですが、
なんと、ごついバトルスーツw
冬にマッドマックスを観て興奮して、いてもたってもいられなくなり、
上野のお店に作ってもらったそうです。
何度が店に通って、細かく採寸して、出来上がったのが5月くらいで、
そのころには外で着るには暑すぎて、着る機会が無いからここで着た、
みたいな話。


この後、コーナーを挟んで、また出てくるのですが、
そのたびに、暑いんで上を脱いで…次に下も脱いで…みたいになってました。




・ラッキィの池上彰のやつ

今年のワイドショーを騒がせた不倫女性を集めて色々言ってくやつ。
女性陣4人は、アマンダ扮するベッキーは服装のおかげで、一目見るとわかるのですが、
他の3人がサッパリ…
萌木の紫艶は、言われて、あー!ってなったけど、
https://twitter.com/mokinami/status/765020234621202432

右手の柴田の元妻とか、稲村の円楽の相手とか、分かるか!
けど、格好がそれっぽいのがいいんだよねw


最後はプリンセスプリンセスならぬ、フリンセスフリンセスで、
ダイヤモンドの替え歌を歌って終了。
歌詞は何一つ覚えちゃいませんが、出来よかったと思いますw




・ジョニ男仕切りのやつ

全然覚えてねーw
毎年記憶に残りにくいんだよなー。
まあまあ面白かった気がしたけど。
ひぐちカッターみたいに
「リサスティッグマイヤー!」とか言って攻撃してたんだけど、
ある時、ふっと横を見たら、ご本人が来てたそうですw




・悪関根のコーナー

教授みたいな関根がバッサバッサと毒舌で切っていくお馴染みのコーナー。
開口一番、藤原紀香の水素水をdisって大笑いw
今井がやってたキャスター役は右手が担当。
今の女性面子だと、右手以外考えられないよなー。
より攻撃的というか、ツッコんでくる役回りのようです。
…が、後半耐えきれずに笑いながら演じてるのは、いいんだか悪いんだかw

ちなみに今回のパンフレットに関根と藤井隆の対談が収録されてるのですが、
藤井隆が一番カンコンキンで好きなのはこのコーナーだそうです。




・やす議員

今回一番イマイチだったコーナー。
議員のやすに他の議員がヤジる、というお馴染みのコーナーなんだが…

まず、やじる側の議員がパイプ椅子に座ってやすの方を見てるのだが、
俺の位置からだと、ほぼ背中しか見えないwww
これはモチベ的にもマイナス。

んで、時間帯が悪い。
長丁場のこの舞台で、後半である程度進行したここは、
一番眠くなるんだよなーw
寝落ちこそしなかったけど、休憩時におにぎりと栄養ドリンクを注入したにも関わらず、
眠気にともなく集中力の低下が…
もう何言ってるのか全然入って来ない。
だから余計笑えない、みたいな。


そんな状態で、尺も結構長めだからさー。
まあ、そんな状態だからこそ、長く感じただけであって、
実際は予定通りの長さかもしれないが…


ただ、会場はウケてた。
別につまんないわけじゃないんだよなー。
集中力がもてば、それなりに楽しめたとは思う。
他の方のツイートで
「都議会ネタ大して面白くないのに引っ張りすぎだわ。天野と井川無駄にやかましかった。」
ってのがあって、イマイチだと感じてたのは俺だけではない、っていうのは事実だろう。


あと、今回に限ったことじゃないが、
やじるメンバーが5人いるのに、
ほぼ天野と井川しか発言してない、ってのはどうなんだ…




・有川校長

有川校長が出てすぐ倒れて、ウドが奔走するお馴染みのやつ。
公演から時が経った事もあり、何一つ覚えてませんw




・長嶋美奈の結婚式

2020年、長嶋美奈(飯尾)の結婚式で色々ある、
メンバー総登場のクライマックス的な大型長編コント。

結婚相手はアマンダ演じるオコエ瑠偉wwww
稲村は、2020年に巨人入りした本人役です。
関根さんは貫禄の長嶋茂雄役。
嘉夫の志穂美悦子や、ラッキィの小泉純一郎なんかは、
妙に味のある似方してます。
長嶋って事で、天野演じる江角マキコも来てますが、(当然)似てませんw
ウドちゃんは長身坊主スーツで、清原と亀田興毅という、まさかの一人二役
けど、中身はウドちゃんですw

内容は面白かったですが、全然覚えてませんw


ただ、稲村さんがステージ上でピッチングを披露するシーンがあって、
それが俺の目の前で行われて、俺の目の前で稲村さんが足を上げて投げる…
これは神アングルでしたわw




大喜利

だいたい例年お題が2題くらいはあるんだけど、
1題で終わっちゃって、そこは消化不良かなー。
時間の都合なんだろうか?

マズイ答えをした人には、稲村さんのスポンジを巻いたバットでケツバット。
誰か忘れたけど、最初のケツバットで、そのスポンジが壊れるくらいのスイング!!!
二人目のジョニ夫の時は、ジョニ夫のケツ肉が薄いという事もあり、
若干加減してスイング。
そこを関根さんに突っ込まれて、もう1回スイング。
さっきよりは強めだけど、まだ若干加減した感じのスイングでした。
そして、二回もケツバットされるジョニ夫。




・お白洲&プライベート裁判

後半の、関根麻里関根勤に対して突っ込むシーンは、
右手愛美関根麻里の手紙を代読する、という形で行われます。
てっきり千秋楽だから、関根麻里本人が登場するのを期待したんですが…
しかも、その内容が、
毎日のようにカンコンキンを見に来てないと分からないような内容もあって、
関根麻里、そんなに会場に来てたの?…いや、ありえない話ではないが、
出産1年目でそんな暇あるのかなあ…もしかして、作家が書いてる?」
とか思いました。


記憶がだいぶ苦しいですが、前半含めて印象に残ったのは

・アマンダは女子4人で食事に行ったりして、楽しかった
→去年までは苦手な人がいた。

考えられるのは、曽田茉莉江梶原麻莉子か…
けど、ワンチャン関根麻里の可能性もあるのかなー、と思ったw
だったらこえーよ!
ラジオ情報だと、梶原が観に来てて「ショックです」って言ったらしいw


・アマンダはノーパンで稽古に来て、風邪ひいた


・嘉夫、ポケモンGOポケモン5と勘違いし、
「3と4やってないんだけど、大丈夫?」と言うw


・ウドちゃん、
ウド鈴木 演技がうまい」
ウド鈴木 かわいい」
ウド鈴木 熱望論」
などのワードで検索してたことがばれるw


関根勤、エンディングでそれぞれの名前を言う時に、
稲村亜美の名前が出てこない日が何日かあったw
一緒にラジオやってんのにw



関根勤、孫を溺愛して麻里に気持ち悪がられる。

けど、奥さんが孫に対して
「面白いおじいちゃんで良かったねー」みたいな事言って、
「孫を通して奥さんに褒められた!」って事を
幕間のトークで関根さんが喜んで語ってました。



そんなところかなー。
もっとあったんだけど、やはり最後は記憶力が無くなりますね。






一番印象に残ったのはアマンダかなー。
俺が見始めた時は、踊るしか能が無かったのに、
気が付けば女性陣では一番の古株…
そんな中で、出番も多く、何より抜群のプロポーションと、顔の良さ!!!
俺が見慣れたせいなのか?!
明らかに最初の頃より綺麗になってる印象。
もうちっと世間的も売れてほしい!



あとは注目の右手愛美
見た人からも評価が高く、俺的にも満足。
1年目はこれでいいと思う。
ただ、現状は、今までのカンコンキンの様々な役割の中に右手が収まった感じで、
右手の個性、キャラが出てる感じはあんまりないので、
来年以降に期待したいです。