3/9 新国立劇場中劇場『小堺クンのおすましでSHOW FINAL 〜おすましBeyond(のむこうがわ〜』

http://asaikikaku-info.blogspot.jp/2016/06/show.html


ファイナルって事で、7年ぶり4度目の鑑賞。
A席(2F)です。





内容ですが、俺の知ってるおすましは、前半は劇、
休憩挟んで後半は小堺さんのショー、というのがお決まりのパターンでした。
ところが、今回は劇が無し!
バンドが出ずっぱりの、全編小堺さんによる歌とトークです。
これが、思ってたのと違う!ってなりました。


というのも、俺は別に小堺さんに歌要素求めてないんだよなーw
ショーとしての楽しさはあるけど、別にそれって小堺さんじゃなくてもいいし、
過去3回の鑑賞の時も、メインは劇で、歌部分はそんなでもない、おまけみたいに
考えてたからさーw



そのせいもあってか、小堺さん以外の出演者の出番がほとんどない!
もちろんあるにはあるが、劇のあった今までと比べると遥かに見どころが無い。
まあ、タイトルが小堺さんのショーなわけだから、全然間違っちゃいないし、
むしろしっくりくる位の小堺さんのワンマンショーなんだが、
俺としては物足りない。


ただ、つまんないわけではない。
面白いんだけど…俺の求めるものではない。
だからこそ、おすましは見なくなっちゃったわけだし。
さらに劇パートまで無くなっちゃったんじゃあ…w
こう言っちゃあなんだけど、練習量も少なくていいんじゃないの?
特に小堺さん以外の演者は、セリフもほとんど覚えなくていいし。



で、結果的に良かったのがA席。
いわゆるホールの2階席だが、さすが良い劇場なのか、めちゃくちゃ見やすい!
箱の大きさの違いもあるが、中野サンプラザなんかより遥かに見やすい。
顔が肉眼ではっきり見えるもんなー。
もちろん双眼鏡も持ち込んでるけど。
隣が通路でゆとりもあったし。


んで、全体を見渡せるのよ。
前の人の頭で見えないなんてこともないし、
劇パートもないから、近くで見たいとかそういう気にもならないし、
内容的に全体を眺めて楽しむ感じがマッチしてるんだよねー。
SとAで1800円も値段違うからさー。
この差は大きいわw



前半は、小堺さんのやりたい事をやる、という趣旨のもと、
音楽や映画やニューヨークなどのトークをし、ちょいちょい歌を入れてく感じ。
映画パートは淀川長治のモノマネコーナーが秀逸です。
音楽パートは昔の歌謡曲の名イントロに着目。
特に沢田研二の『君だけに愛を』での松尾伴内とのコントがメイン。
ニューヨークは忘れましたw
永六輔さんの話もしてたような気がします。




後半は、小堺さんにゆかりのある人からの手紙を他の出演者が読み上げ、
それについて小堺さんがトーク&歌、という内容。
手紙の内容は小堺さんは一部しか知らず、その場で初めて聞く、との事。
一部って言っちゃってるし、この辺はかなり怪しい。
額面通りに受け取るなら、このコーナーは日替わりって事になるが、
実際は全てかどうかわからないが、他の日でも読まれている模様。




来生えつこ

・過去に小堺さんと週刊誌に撮られた事があったそうだが、
それはちゃんとポーズを決めて撮らされた、いわゆるやらせ記事。

・「来生」を最初「らいせい」と呼んでいた(ネタかもw)

・来生さんはオシャレなカフェやバーで飲みそうなイメージがあるが、
日本酒を豪快に飲むような人だった

・手紙では、飲みの席で小堺さんがたくさんモノマネしてくれたことに触れる



浅丘ルリ子

・とにかく可愛い人

・またも飲みの席での小堺さんのモノマネに触れる



堺正章

もう忘れましたw
外せない人選。



星野源

熱心なコサキンリスナーならではの内容。
詳細は忘れましたw
星野源の地位が上がるにつれ、この人がコサキンリスナーってのを
どうしても忘れてしまうな…



関根勤

今回のメインとも言えるくらい、一番の笑いどころであり、
多くの人が感想で触れていた箇所。
まあ、コサキンだからってのもあるんだろうけど…
ここだけ、小堺さん自身が手紙を読んでた気がする。
気のせい率もとことん高いが。

生命保険の紙6枚分にもなる厚い手紙は、
作家により既に添削されており、カットされる箇所多数w
そしてその内容のほとんどは嘘ばっかりのくだらない内容。
中には小堺さんが笑って読めなくなる箇所も!

ところがコレ、初日以外でも笑って読めなくなってるらしいんだよな。

A. 同じ箇所は何回読んでも笑って読めなくなる位面白い

B. 手紙の内容は日替わりで違う

C. 小堺さんが笑って読めなくなる芝居をしている


このA〜Cのうちどれなんだ…
Cであって欲しくない。
俺の感覚だとAもないし、Bだと思いたいです。



〇会場のお客様からの手紙

俺もはっきり見たわけではないのですが、
開場〜開演の間に、ロビーでお客さんから手紙を受け付けていて、
それを読んでいたんだと思います。
内容はすげー当たり障りのない内容ばっかw
この間に小堺さんは衣装替え。



ビートたけし

会場からの手紙の流れでビートたけしからの手紙が!
(この直前に小堺さんは戻ってきている)
事前に貰っていたのか、本当に会場に来ていたのかは不明。
内容は、幸福の科学ともう一ネタなにかをいじる感じのやつで、
とても面白かったです。




〇追悼コーナー&バンド

手紙のコーナーが終わった後、小堺さん単独のコーナー。
この間に他の出演者は衣装替えです。


31年もやってきたおすまし。
その中で、亡くなってしまったバンドや裏方の3名の方をモニターで紹介し、
追悼する感じ。
この辺はさすがの良さがありますね。

そういやバンド編成に触れてませんでしたが、
ギター、ベース、ドラム、パーカッション、キーボード、サックスです。
また、曲によっては出演者が管楽器を演奏するシーンも。
松尾伴内がサックス吹いてる姿は、サマになりすぎでしたw
小堺さんはトロンボーン吹いてましたね。
こんなのも出来るのか!と思っちゃいました。
多分前に観た時もやってるはずだが、もう忘れてたw



そして全員登場した後は、恒例のタップダンスに、
それまでが壮大なフリとも思える位ラストでありメインでもある『With』でシメ。
アンコール的なものがあるのかと思いましたが、
皆さっさと帰ったので無し。
あそこで皆拍手でもしてたら、アンコールもあったんだろうか…







〇公演時間

終演時間は21時を2〜3分オーバーしたくらいか。
予定通りではあるが、5分押しで始まった事を考えると、
早く終わった、とも取れるでしょう。
新国立劇場は、22時を過ぎると莫大な延長料金?が発生すると
トークで言ってましたが、10〜20分くらいは押しても問題なかったと
思うんだけどなー。
ちなみに2日目(金曜日)も予定通り、
3日目の土曜日(15時開演)は1時間20分も押したそうですwww
いやいや、いきなり押し過ぎでしょ!!
そして最終日は2時間押しのトータル4時間半にもなったとか!
もう同じ公演とは思えないぞw
ダブルアンコールまであったとか。




〇客

とりあえず俺が確認しただけで、Mr.マリック、ずんのやす、有川、
キャイ〜ンの二人、しゅくはじめ(多分)がいました。
関根さんも来てたみたいね。


特にキャイ〜ンは俺の割と近くにいて、しかも天野とウドちゃんが隣同士!
いくらなんでも隣同士になるか?!と思いましたw
俺が気付いた時は、休憩の時だったんだけど、
ウドちゃんが黒髪のかつらを買い物袋にしまっていて、
普段は気づかれないように、黒髪のかつらでも被ってるのかなー?
と思ってしまいました。
前にカンコンキンの前にコンビニで見た時はあのまんまだったけど…
気付かれてもいい時は、かぶらないのかな?
おすまし後も普通にあのままで、客に握手とかしてたしw
天野っちはメガネはしておらず、ラフな格好で、
とても不動産をいっぱい持ってる金持ちに見えませんw


やすさんと有川、しゅくは、ちょうど俺の逆方向に並んで座ってるっぽかったです。
井川っぽいのもいたかも。




〇パンフレット

当然最後に関する小堺さんの思いも載ってるだろうし、
松尾伴内を始めとした演者の皆さまの最後に関する思い、
インタビュー、小堺さんへの一言などが載ってるだろう。
資料的価値も高いだろうと判断し、それ目当てで買ったのだが…
思ってたのと違う!!!!

小堺さんの思いというかコメントも載ってるが、1ページだけ。
もっと長いの想像してたのに!
そして残りのページが、なんとこれまでの公演のチラシが載ってるだけ!!!!
いや確かにこれは資料的価値あるけどさーwww
そういうんじゃなくてさーw
活字部分が小堺さんの1ページだけとは…
いやーこれは思い切ってるよなー。





そんなところかなー。
おすましは終わりましたが、別にもう舞台をやらない、
って言ってるわけじゃないんですよね。
何かしらまたやるだろうし、パンフに他の方のコメントが無いのも、
次を見据えての事なのかもしれません
(それでもコメントがあった方がしっくりくるけど…)。