4/5 中野ザ・ポケット『Gliese』:ピヨピヨレボリューション

https://201804gliese.jimdo.com/







〇開演前

たまたま近くに優駿さんと慧一郎さんがいて、色々しゃべってたので、
それとなく聞いていると


・慧一郎さんは初演のグリーゼが初ピヨレボ。
これを見てオーディションを受けた


優駿さんはグリーゼはyoutubeで見ただけ


・2人とも、オーディションの結果がなかなか来なくて、
落ちたと思った


あとは、慧一郎さんがツイッターにも書いてた、

https://twitter.com/k16_paralero/status/981813497238466561

バイトについてしゃべってました。
川崎でやったって言ってたかな。
サイリウムは、慧一郎さんが優駿さんに貸してたような気もしますが、
気のせい率も高いです。




〇内容&感想

変更点も多いけど、基本は一緒です。
一度見てる上に直前でyoutubeを見ていた事もあって、
全体を把握したうえで見ると、本当にこの作品は、
ピヨレボらしい、ピヨレボの基礎、元祖とも言える作品だと思う。

何と言っても、曲がいい。
テーマソングとでも言うべき『Gliese』を始めとして、
何度もかかるから、コスられるし覚えられる。
使われる場面も非情に効果的。
『プロの仕事』の、歌でありつつセリフとしての意味の大きさとか、
すげー見事なんだよなー。
サイリウムも、今までで一番振れました。
ちなみに場面によっては、通路側から演者が出て来ることも多かったです。



モデルという世界観は、一新された衣装により、より華やかに。
女性誌をイメージしたチラシ通りの世界観を見せている。
この衣装&メイクのパワーアップっぷりは、言葉以上にだいぶ違って見えた。



初演の時に違和感をもった脚本も、把握した上で見ると、
割と収まりもいい。
コバさんとかやっさんとか、いらねんじゃね?ってキャラクターもいるけど。

初演のクライマックスにあったアドリブコーナーが無くなってたのは〇。
やっぱりあの場所にあるのはおかしい、という判断だったのかな…




〇冒頭のAmi&Bibiの説明

開演5分前にやってたかな…?
初演の時は、くしゃっくしゃっ〜しんきんかーん、のフリのレクチャーをしてたけど、
今回はそれはやめて、バスが発車するときの歌の、より簡単なフリと、
今回新たに追加された、河合由依が腕相撲する時に応援するコールの練習。
しんきんかーんは、あまり参加してる人がいなかった、って事なのかな?
後は、通常の開演前の諸注意など。

なお、Ami&Bibiは、maco&あずさのgull2コンビ。
さすがの雰囲気の良さが出てます。



〇オープニングの『Gliese』

初演では、それぞれが歌うたびに
「○○役 ××」みたいな映像演出があったのですが、
それが無くなったのは残念。
カッコよかったのになー。





大久保聡美

全然知らないけど、スターダストの女優なのね。
ピヨレボは初なのかな?
セラミュに出た事あるみたいなので、そこでコロさんとの繋がりがあったのか。
しかも共演してたとか。
なんかアベマでLOLの番組やってるらしく、ちょっと意外w


しかし…正直東が偉大過ぎたよね。
顔もそんなに良くないし、好きになれなかったなー。
ただ、劇中でメイクした時の変わり様はとても良かった。
まあ、初演の東の時も良かったと思えたポイントではあるが。、



春名風花

はるかぜちゃん。
ツイッターで有名だよね。
正直舞台に出る人だってのも知らなかったし、
声優やってるってのも知らなかった。
子役のイメージだったけど、もう高校生くらいなのね。
それでも若いけど。


写真と違って、あんまり可愛くない…
顔がでかいとは言わないが、小さくはない。
声優やってる知り合いに似てたので、声優顔と言えるでしょうw
実際やってるみたいだし。


初演で東ノエルが演じていた、河合由依に憧れるファンの子、という、
ややチョイ役の役どころ。
割と直前まで別の舞台に出てたようだし、多忙の中でやるには…
って役どころなんだろうか。
激しい名古屋弁を使うキャラ、という味付けがなされていて、面白かったです。
ただ、初演を見てないと不要と感じるかも。
あと、激しすぎて、名古屋弁ではなく「いろんな方言を使うキャラ」だと思ってました。



〇コロ

初演で原田さんが演じていた有巣側。
河合をプッシュし、編集長と敵対する、作品屈指の良い役どころです。
初演の原田さんがハマってただけに、それは越えられない印象かな…
どうも、ピヨレボーイズの時に初めて見た、役者としてのコロさんがイマイチだったので、
そのイメージが取れないせいもあるのかなー。
聞くところによると、コロさんは小劇場界隈では結構な存在らしいので、
イマイチって事は無いはずなんだけど…

冒頭で無理を「ブリ」って言う初演に無いボケがあったんだけど、
「無理って言っちゃいけないから」だそうです。

https://twitter.com/koro_bu_chika/status/982813979545251840

とりあえず、明確な理由があった事は嬉しいですね。


ちなみに今回も演出は匿さんなのね。
今回はオフィス上の空プロデュースってのを銘打ってたから、
そこの人が演出するのかと思ってた。
それもあって、役者として出てるのかと。



〇鶴岡正希

初演では、地味めなバスの運転手を演じていた鶴岡さん。
今回はカメラマンに昇格。
割と目立ってて良かったです。
ただ、まんべんなく良かったけど、コレ!って見せ場は無かったかもなー。



〇大平智之

その地味めなバスの運転手役。
本屋の店員役もやるのですが、序盤で出て来た時は、
その芝居に優駿さんと慧一郎さんが笑ってましたw
初演では暗めな店員でしたが、再演では明るい店員に。

また、その後の河合をおちょくる同級生は、
初演では、店員役が兼ねていたのですが
(ここ、出番が連続するから分かりにくいんだよな…)、
再演では鶴岡&大平の2人でおちょくっていました。
これが2人になる事で、分かりにくさが減ったと思いました。



右手愛美

ライバル役、流石可憐の完璧な方。
これが素晴らしかった!!!
メイクでこうも変わるか、という美しいお姿で、
ファンにはたまらなかった。

そもそも、初演で見た時は、どれが完璧で、どれがすっぴんか分からなかった。
サングラスかけてる事も多いし、初演の序盤では、2人いるって事も把握してなかったし。
これが見分けがつくようになった、って時点で、作品への理解が深まり、
より楽しめます。



〇石川琴絵

ライバル役、流石可憐のすっぴんの方。
これが素晴らしかった!
初演より見分けがつく、明確、ってのも大きいが、
さすが「丁度いいブス始めました」。
いやーまさにドンピシャの顔してるのよ。
失礼ながら右手さんとの差も非常に良い。


二人ならではの良かったシーンとして、追加された鏡を見るシーンと、
『私は私しかいない』を歌うシーン。
特に後者は、初演より理解を深め、区別がついたことによって入り込み度が増して、
ちょっと泣いてしまうほどの感動がありました。



〇鹿嶋田織恵

初演でmacoさんが演じていた、流石可憐のマネージャー役。
これは鹿嶋田さんの感想というより、マネージャーの感想になるのだが、
初演はスーツを着ていて、一目でマネージャーと分かる見た目だったのだが、
全体的に衣装が華やかでモデルチックになった事で、
一見してマネージャーと分からないのは×かなあ。
初演見てるからすぐ分かるけど、見てなかったら、理解が遅れるかも。
まあ、大体可憐と一緒にいるから大丈夫かw



〇六川裕史

初演と同じメイクさん…だよね?
初演には無いアドリブコーナーみたいなのがあって、
何をやったかサッパリ覚えてませんが、面白かったです。
LINE LIVEでコロさんが
「最初は凄い嫌がってたけど、(稽古の時)毎回外さない」
みたいな事を言ってたのは、多分このアドリブコーナーだと思います。





〇ゲスト

初演同様、今回も公演ごとにゲストがいて、
初演同様、河合を特訓する役どころで登場します。


この日のゲストはゴリぽん。
と言っても知りませんが、どうやら東が演じるゴリラキャラのようです。
なんなんだよそれw
まあ、はるかぜちゃんも見たいけど、東も見たい、と思っていた俺にとっては、
最高のゲストです。


客席通路から登場したゴリぽんは、終始ゴリラ顔で言葉を発することなく、
ドラミング、奥のセットを破壊しようとする(コロさんにマジで怒られるw)、
交尾する動きなどで暴れまわります。
交尾は3〜4回やって、
コロさんに「それあんまウケてないからやめような」とか言われてましたw

結局河合がその動きを真似するって流れになったと思うんだけど、
色々あって、なんか抱き合って分かり合って終わったような気がします。
正直よく覚えてませんw
退場時は、DVD撮影用のカメラに向かって顔を近づけるという暴れっぷりw

なお、ゲストコーナー自体は、口コミサイトだと不評っぽかったですw
曜日によって当たりはずれあるんだろうけど、
この回は、東、ピヨレボを知らない人にとっては、ハズレの可能性あるな…





〇アフターイベント

今回はカラオケバトル。
MCは右手さんと鶴岡さん。
最初に出演者が一列に並び、その後に一人づつ登場して歌う流れ。
思わぬサイリウムの活躍の場が与えられます。



・鹿嶋田織恵

なんか裸足でCocco鬼束ちひろでも歌いそうな雰囲気だったが、
歌ったのはまさかの『ロマンスの神様』!!!
俺の大好きな曲をチョイスしただけでも申し分ないのに、
歌唱力もバッチリ!
しかも、基本皆ワンコーラスくらいなのですが、
この『ロマンスの神様』だけ、
Aメロが半分カットされてたり、1番の後にCメロに行ったりと、
「どこで編集したんだ?!」と思わせる、独自の編集がなされてました。



・前園あかり

中島みゆきの『ファイト』を歌うのだが、
サビ以外の語りっぽい部分を変な感じで歌いつつ、客席を動き回り、
パフォーマンスとしては一番のインパクトがありました。
正直舞台上では目立ってなかったので、
「こんなキャラだったのか…」という驚きがありました。



・あずさ

歌うのは『桃色片想い』。
始まると、ステージ奥からmacoさんが出てきて
近くでオタクっぽくケチャしながらあずささんを盛り上げます。
あずささんらしい歌唱力でした。



・那珂村たかこ

今回の最年長らしい那珂村さん。
最初に一列に出て来た時は、パジャマかよ!って突っ込まれる位の
家着感満載のグレーのパーカーだったのですが、
歌の時になると、可愛らしい衣装に着替え、髪もツインテールにして、
松田聖子の『青い珊瑚礁』を熱唱!
演劇やってると、色んな衣装を持ってる、みたいな事を言ってたような気がします。



東理紗

最初に一列に並んだ時に思ったのは、
梅棒でダンスやってるからか、身体が絞れてるというか体幹がいいというか、
前よりもスタイルがいいように見えた。
それ故に輝きが増してるように見えたんだよなー。
梅棒やってて体つきがよくなった、みたいな意見は他の人のツイートでも見かけたし、
気のせいでもないと思う。
それでいて、東って小顔なんだなー、と。
一列になって、見比べやすい状況で、よりそう思った。
はるかぜちゃんの顔が小さくない、っていうのも、この時に思った。


東だけ、歌った曲が分からない…
印象としては、カタカナ4文字くらいのタイトルで、
ロックっぽい最近のアイドル曲みたいな感じ。
客席を動き回り、パフォーマンスするも、どうも前園さんに食われた感じが…
その分、歌そのもので勝負してたような気もしますが、
この局面では色々と中途半端だったような気もします。



大久保聡美春名風花

世間的にはメジャーと思われる二人が一緒に歌う!
しかもマクロスFの『ライオン』と、まさかのアニソンwww
はるかぜちゃんは、なんとなくそういう要素があるのは分かるが…
なんにしても、サイリウムも振り甲斐があって、盛り上がった!



終わって、順番に良かった人を拍手していく流れ。
俺は、鹿嶋田さんが一番良かったので、いっぱい拍手するも、
結果、那珂村さんが優勝?してました。
まあ、割と納得の結果かなw
前園さんの破壊力も捨てがたかったけどw

鶴岡さんのMCがあまりにも無難すぎたのが意外でしたw
初MCって言ってたし、若さもあるから、何かやらかすかなー、と
思ってたんですが…






〇総括

再演ならではの味付け、改良点もあってよかったが、
東&原田の2人がいないのは大きい…
一長一短あるので、初演には初演の、
再演には再演の良さがある、という感じでしょう。
ピヨレボワールドは申し分ないです。