8/22 博品館劇場『カンコンキンシアター33 クドい!®~50、60は当たり前~』

http://www.kankonkin.com/



毎年恒例のカンコンキン
去年は、女性の新メンバーが3人加入したり、
カンコンキンのラストを匂わせたりしてましたが、
今年は今年でトピックがあります。




・劇場がグローブ座→博品館劇場へ変更

劇中の関根さんのトークの中で、
「内容がひどいのとリミットの22時まで終わらないから追い出された」
というような趣旨の発言をしていましたが、俺は違うと睨んでます。
関根さん流のギャグでごまかしたというか。
なんだかんだで、グローブ座では10年近くやってるし、追い出されるなら、
もっと早く追い出されてる。



おそらく、平日の客が入らなくなったからかと。
カンコンキンは平日の夜公演は、22時までに終わらないといけないので、
ズルズルと伸びる事は無いが、土日の昼公演は、その縛りが無くなるため、
長くなるし演目も増えたりする。
結果、土日に客が集中し(料金は500円くらい高い)、平日は客が入らなくなる。
といっても、俺も土日に行くようになってからは平日の公演に行ってないので、
どれくらい客が入って無いのかは分からない。
ただ、コサキンがやってた頃は、平日もチケットが完売してたような気がしたが、
近年はそんな事が無くなり、平日限定で「出演者のお見送り」を行い、
平日の付加価値を高めようとしていた。
外から見ていて「客が入って無いんだろうな」と思わせるには十分な情報だ。



ちなみにキャパは半減との情報も。
博品館劇場は初めての会場でしたが、
縦長で、グローブ座の横の広がりが無く、2F、3Fも全く無いとなると、
確かに半減というのも頷けます。
キャパが減ったことにより、土日のチケットが取れず、結果平日での鑑賞となります。


座席は前から2列目。
文句無しの座席です。
グローブ座時代にあった
「該当する出演者が出ると、ステージ左右が転倒して情報が表示される」
というネタも無くなりましたw






・女性の出演者が2名だけ

これは、かなり少ない人数です。
俺が見てきたカンコンキンの中で、一番少ない。
歴代最小まであるのでは?
去年の新メンバー3人のうち、岩戸千晴以外の2人が継続。
長年やってきたアマンダや、知名度のある稲村亜美も消えました。
この辺は、規模が小さくなったことによる、予算削減的な意味合いもあるでしょう。

カンコンキンTV(youtubeの配信)で、
関根さんは「2人で十分」というような発言もしていましたが、
実際見てみたら、2人でも十分回ってました。
ちなみに、去年に引き続き、関根さんの女マネージャーも1シーンメイン、
1シーンちょこっと出演しているので、実質3名ですw






〇オープニング

通常は、色んな出演者が一人だったり複数だったりで、
訳の分からないモノマネをやるのですが、
今回は、全員で、架空のアイドルグループをやるようなネタになってました。
時間削減に一役買ってます。
全裸のラッキィなどは相変わらず(ちょっと見えてた???)
天野っちは秋元康
関根さんはMattで登場www
俺は良く分からなかったが、似てるという声があがってましたw
ホントかよw




〇ツタヤ風レンタルショップにて

前回は、オープニング後の演目「てへぺろバーガー」で、
関根さん扮する異常な客と、店員役の関根さんマネージャーの宇田ちゃんとのやり取りの
ネタがありましたが、それを今回はレンタルショップに変えて…というような内容。
最後には可愛らしい衣装で聖子ちゃんと思われる歌を披露。
正直知らない歌でしたw
男性陣の多くがアイドルファン役で盛り上げるのですが、
そこでのさほど難しくない振付に飯尾さんとジョニ男さんは苦労したとかなんとか。




〇笑わない子供(有川さん)を笑わせるネタ

これも恒例のやつ。
メインは飯尾さんで、恒例のモノボケに挑戦していく。
飯尾さんに至るまでにジョニ男ややすが笑わせる所が、
もうちょっと欲しい。




〇平子さんのダンス

かつては幕間にちょいちょいアマンダが踊ってましたが、
その代わり?
平子さんのダンスコーナーが何度かありました。
アマンダの代わりが平子ってのもどうなんだw
とはいえ、俺は平子さんも平子さんのダンスも好きなので、良かったです。
一人で踊ったり、神部さんと踊ったり、ネタに絡んだりしてたと思います。





〇ウドちゃんのリポーター

飯ロケ?のリポーターをするウドちゃんが、
変わった通行人の関根さんとのカラミがメイン。
この2人でつまらないはずがありません。
直前で踊ってた平子さんがカンペ出す役など。
中国人店員役の飯田あすかのうますぎる中国語が素晴らしい。
最初、カンコンキンの事だから、適当な中国語かと思ったけどw




〇ポツンとイッテQ

従来のラッキィのヒドイコーナーに相当するコーナー。
登場するのはラッキィ扮する林先生と、
中村嘉夫扮する所さんと、
井川扮する宮川大輔
林先生以外はかなり似てます。
特に宮川大輔には目を奪われるものがあった。


ヒドイコーナーなんで、ラッキィの号令のもと、
ちんこをこするような振付を客にさせるのですが、
意外と女性客の方が乗ってやってる印象w
そして、林先生と所さんの股間にはちんこがついてるのですが、
宮川大輔股間には、何故かちんこがついておらず…
後のカンコンキンTVによると、袖に忘れたとか言ってましたw


天野や森にちょっとしたエピソードトークをさせる流れで、
客を選んで壇上にあげ、エピソードトークを無茶振りする一幕も。
あれは可愛そうだったなー。
当然何もしゃべれず。




〇悪関根

恒例のコーナー。
攻撃の対象は、相変わらず安藤優子藤原紀香といった変わらなさ具合www
攻撃性はさらに高まってる印象w
ロバート・キャンベルの真似が良かったw
藤原紀香の宝石水とか全然知らなかったので、勉強になりましたw

あと、ラグビーニュージーランドのハカを関根さんが踊るシーンがあり、
ちょうど今日、電車で寝過ごして、
本来中野か荻窪乗り換えの予定が、新宿で乗り換えて、
その際にゲットしたTBSラジオの冊子の
サンドウィッチマンのWe Love Rugby」で、
ハカの事について触れてる記事を読んでたので、「つながった!」と思いましたw




〇抽選会

前半終了時の恒例のビンゴ抽選会。
女性陣が水着で登場するのが恒例になっているのですが、
今回は女性が2人だけになったのもあり、てっきり中止になるのかと思いきや、
中村嘉夫あたりが水着(女装?)して、水増ししてましたw

抽選は、「B列21番」と言われて、B列の俺としてはドキッとしたけど、
E列の人が立ってましたw
あれ、どっちなんだ?!
B列だったんじゃないの?
B列21番の人、めっちゃわたわたしてたぞw




そんなところで、前半終了。
ここまで約1時間10分です。






後半は、いつも通り関根さんのトークから。
今回のカンコンキンは、カンコンキンTVのスポンサーでもある、
靴のアルカさんがスポンサーなので、出入りするたびに靴を履き替えてましたw





〇井川の闇

予想通り、タピオカブームをいじってましたw
奇抜なファッションのブスいじりは定番だね。
膨らまし方はさすがだけど。




〇ジョニ男のワイドナショー

イマイチだったかなー。
あんま印象に無い。




〇やすの謝罪会見

大河ドラマ「いだてん」の低視聴率に関する謝罪会見、という内容だが、
序盤の脚本家を答える所で、ボケてしまったのがなあ…
だって、「いだてん」の脚本家がクドカンってのは、周知の事実なわけじゃん。
そこをクドカンとは全く関係のない名前ボケしたのは個人的にはマイナス。
後半は乗ってきて、いつも通りの面白さがあったと思う。




〇バーのお話

女性客2人と、マスターのラッキィとのやり取り。
途中でクロ子とグレ子で、関根&小堺のモノマネのやすとのやり取り。
ウドちゃんのリポーターのコーナーでも、やすの小堺モノマネはあったのですが、
ちょっと物足りないなー、と思ってた所だったので、
ここでバッチリ、しかもクロ子とグレ子として、関根さんとの絡みが見れたのは〇。
全体的にはソフトなコーナーですw




〇伝説のダンサー、トム

過去には井川との1時間近いやり取りで会場を凍りつかせたこともあったが、
ここでは、トムこと関根さんが、ちょこっと踊るだけのコーナーw
ちょっと一安心?!




〇ウド先生

突然ぶっ倒れた有川校長?をウド先生が介抱というよりいじり倒すお馴染みのコーナー。
ここでは女生徒が周りを取り囲むのが通例となっているのですが、
女性が少なくなった今回は、他の男性面子も生徒役だか先生役だか忘れたけど、
そんな感じで取り囲んでました。
有川さんは、マネージャーの宇田ちゃんと一緒に登場。
宇田ちゃんはすぐにいなくなります。


ウド先生は、序盤から有川さんの股間を執拗に攻め、
いつにもましてトップギアだなー、と思いましたw




〇シゲルとユウジ

割と序盤でお馴染みのネタが、この位置に?
と思いましたが、終わってみて分かったのですが、
全員登場の最後のネタとしても扱われていました。

引越する(してきた?)神部の家に、シゲルとユウジを始めとして、
色々な引っ越し業者が来るという内容。

今回の舞台は、会場が変わった事により、
かなり各種セットが簡素化されているのですが、
このシーンが一番その簡素っぷりを感じたなあ…
引っ越しだから、段ボールを置いてあるだけのようなセット。
過去のシゲルとユウジを知ってると、一番違和感を感じました。


オチで股間が光るのがお約束なのですが、今回は股間じゃなくて、
飯田さんが持っていたナプキンの袋?が光っていたようです。
とにかく、股間じゃなくなって「ソフトになったんだなー」という印象を持ちました。





〇スナック天野(ホストの花道)

お馴染みのコーナーですが、今回はカット。
しかし、カンコンキンTV見ると、それらしきセットはあるっぽいんだよなー。
ウド先生の最中にも、袖にそのセットが置かれてるのは見えた。
土日限定かと思われたが、今回は平日も土日も演目は変わらなかったそう
(これまでのカンコンキンではありえない!!!)。
なんだったんだ?




〇公演時間

予定通りの2時間半。
土日はどうなったのか分かりませんが、千秋楽はツイッター情報によると、
3時間5分に伸びたとか。
内容自体は変わらず、天野と井川が伸ばしたらしいから、
おそらくやすの謝罪会見で結構伸びたものと思われます。

過去の4時間超えなんかと比べると、あまりにも物足りないが
(そもそも通常の2時間半が物足りなく感じる。2時間やって休憩とかだったからw)、
千秋楽は長い、というは一つのカンコンキンの伝統でもあり、味でもあるから、
そこは継承されて行って欲しいですね。

ちなみにカンコンキンTVによると、
千秋楽にはお孫さんと関根麻里さんも登場したとか!
なんか、最近恒例になってるみたいね。
俺は0歳と1歳の孫は見たけど、その時は関根麻里は出てなかったからなあ。




〇ネタコーナー

いつもはキャイ~ン、ずん、イワイガワのネタコーナーがあるのですが、
今回はまるまるカット。
まあ、全然いいと思います。




〇森について

出番はそれなりにあるのだが、どうもスベリキャラみたいな扱いで、ちょっと悲しい…
せんだみつおのモノマネも、似てるっぽいんだけど、面白くないし。
これなら「森です!」復活してほしいなー。




そんなところかなー。
やはり新ネタより、安定感のあるシリーズ物が面白かったかな。
コンパクトになって、物足りなさはありますが、
見やすくなったのは確かです。
変わらない面白さもありつつ、会場だったりメンバーだったりの変化もあるので、
来年も行ってしまうかな…
ただ、変化が無くなったら、行かなくなるかもしれません。
今の俺は、そういうモチベです。