ザ・トップ5 シーズン5 ランキング

○4位 木曜日 藤森祥平×市川紗椰

最初は上位に位置していた木曜日。
その要因は、市川さんにある。
僕はそれまで市川さんの事をほとんど知らず、
「あーなんとなくオタクの知識のあるモデルいたなー、その子かー」
くらいの感じだったが、
聞いてみたら、分かりやすいアニメのオタク話はもちろん、
相撲に鉄道にアイドルという様々な方面での深い知識と、
デイキャッチに投票してるというTBSラジオリスナー愛とニュースへの関心など、
あらゆる方面でハイスペックで、
「こんなやついたのか!」と驚くと同時に、強いヒキになった。
それこそ、シーズン4の本谷さんのようになってくれるんじゃないか、
という期待がもてた。



だが…確かにこのオタクっぷりは個性ではあった。
けど、人間性が面白いわけじゃないんだよなー。
本谷さんは人間性が面白かったわけじゃん。
トークはもちろん、受け答えなんかが変わってて、
「この人面白いなー」って思えたけど、
市川さんは知識は凄いけど、中身は普通というか、まともだもんなー。
何度か面白いフリートークはあったけど…


そして藤森アナですが…無個性ですね。
まあ、トップ5の男性アナが無個性ってのは、過去シーズンでもあったので、
別に気にならないです。
そもそも、二人が個性的だったら、個性がぶつかっちゃう事もあるし、
前シーズンの伊藤アナだって無個性だったわけだし。
ただ、藤森アナもつまらない、市川さんもたいして…となると、
他の曜日に負けちゃうんだよなー。


あと、特に序盤〜中盤なんだけど、市川さん寄りのゲストが来て、
市川さんと詳しい話ばっかして、リスナー置いてけぼり状態になったのは
きつかったなー。
最初の1〜2回は、そこまでになっちゃう市川さんの知識量に驚いてたし、
そんな空気感も楽しめてはいたけど、
市川さんがこういう人なんだなー、ってのがわかっちゃうと、
もう何話してるのか全然分かんないから、全然耳に入って来なくなっちゃうんだよなー。

加えて、エモさが無い。
エモけりゃいいのか…と言われたら、そんなこともないんだけど、
今期は他の曜日にエモさがあったし、
やはり俺の中のトップ5の象徴は、シーズン3の「コンバットREC&林みなほ」だからさー。
エモさは面白に繋がります。
それは間違いない。




○3位 水曜日 熊崎風斗×郄橋芳朗

高橋芳朗はつまらない。
それは過去シーズンから何度も思っていることだ。
何故起用され続けるのか…全く分からない。

熊崎アナもつまらない。
「この曜日は無いな…」と、早い段階で思った。

だが、徐々に熊崎アナのミラクル体質という個性、キャラクターが出てきて、
俺も毎週聞いてるわけではないものの、
「川に落ちろ!」の一連はもれなく聞くことができたし、
ヘタレキャラ熊崎と、それにツッコむ芳朗さんとのやり取りも良かった。
二人でやるラジオで大事なのは「関係性」。
その関係性が回を追うごとに良くなり、3位にまで来た。
最終回のマジックミラー号の実況は最高級に笑えたし面白かったwww


惜しむらくは、熊崎革命のきっかけとなったらしい、
片岡さんが最初にゲストに来たときの放送が聞けなかった事かな。


あと、大きなマイナスなのが、音楽ランキングを紹介してからの、
そこに一切触れずに洋楽コーナーへ行く流れ。
何のためにランキング紹介してんだよ!
こっちはそれについてのコメント色々聞きたいのに…
火曜日だって、少し触れてからラップのコーナーに行ってんじゃん!
こういう所も芳朗さん嫌いに拍車をかけている。




○2位 火曜日 外山惠理×サイプレス上野

外山アナは、それまでのTBSラジオで馴染みがあったが、
最初の頃は、外山アナの冷たい所というか、
興味のない所にピシャッとシャットアウトしちゃうところが、
話が広がらず、良くないなー、向いてないなー、という印象だった。
オレーラや日曜サンデーみたいな、メインの人がいて、のアシスタントには向いてるけど、
トップ5みたいな、お互いが同列の立ち位置には向いてないのかなー、と思った。


だが、回を重ねていくうち、人見知りだと言っていた外山アナも
サ上さんと距離が縮まり、お互いのラジオ能力、面白能力もあり、
安定、安心した内容だった。
サ上さんのヒップホップ要素も良かったです。




○1位 金曜日 小倉弘子×蟹江一平

最初は印象の良くなかった金曜。
まず俺はトップ5を毎週聞いてるわけではないが、
金曜は序盤特に聞けず、他の曜日と聴取の差があった。
TLやイベントでは、初回からいいコンビだったと聞いていたが、
初回聞けてないし、なんだかなー、って感じだった。

蟹江さんは既にある程度バラエティで実績あったらしいが、
俺はそんなの全然知らないし、人選からしてピンと来ない。


そして小倉アナの声!!!
初めて聞いた時
「なんだこのババア声は! 一体この人何歳なんだよ?!」と思った。
それこそ聞いてられない位の、生理的に受け付けないような声だった。


だが、イベントで印象が変わった。
まず、ババアだと思われていた小倉アナは、
ベヨネッタかC.ヴァイパーみたいなカッコいい美熟女だったw
嫌だった声も、何度かの聴取の末、特に気にならなくなってたし。

そして蟹江さん。
イベントで見て、えらい感じいいなー、面白いなー、自由だなー、ってのが良く分かった。

それからというものの、二人の面白さがよくわかるようになってきた。
蟹江さんの人間的魅力もバッチリ。
ADを怒ったエピソードとか、スタッフとの距離感の話とか、
ちょっと取っつき辛い感じもあるが、概ね良好。
好きな所だけじゃない、ってところもまた人間らしい。
車中泊、自転車、ギターなどの趣味も、蟹江さんらしいなー、と思える要素。


この曜日の成功の最大の理由は、やはりこの組み合わせだろう。
個性と個性のぶつかり合い。
小倉アナも、人間的個性は薄いものの、蟹江さんに対するSキャラが
個性として生きている。
そして、小倉アナがSキャラになったのは、
蟹江さんが前に出るキャラだったから。
押しが強かったから。

蟹江さんがいたからこそ、小倉アナが生きた。
そしてお互いがぶつかり合ってスウィングした。
やっぱり…面白さは、関係性なんだよなー。


蟹江さんのラジオ愛も、エモさに繋がり、次の仕事に繋がった。
やっぱり、トップ5は「数ある仕事の一つ」と思ってほしくないんだよなーw
その方がエモさ出るからさー。
最終回にお互いの印象を言い合う感じは、特にSキャラの小倉アナ
ツンデレ感も出て、非常に良かった。