DMM「ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園 THE STAGE 2018」

http://www.cornflakes.jp/dangan/2018/



ダンロン3には、未来編と絶望編がありますが、舞台化されたのは未来編の方。
まあ、クローズドな空間でのコロシアイと言う事で、
舞台化させやすいのは圧倒的にこっちでしょうし。
ただ、個人的には未来編より絶望編の方が圧倒的に好きなんだけどなあ。
一応ちょいちょい絶望編の話も入ってます。





〇主な特徴


舞台を観て原作との一番の違いは、
「NG行動で死んだ黄桜、万代、十六夜が復活する」というもの。
これには思わず声出る位の大興奮。
正直一気に目が覚めましたw
ダンロン2の舞台も初演、再演と見てきて、原作との違いに言及してきましたが、
それを遥かに超える大幅な原作との違いと言えるだろう。


原作ではNG行動で死んだ霧切が、忌村の薬で復活するわけだが、
それと同じことが、他の3人にも起きたって理屈。
これ、原作でも、言及こそされてないが、3人が生きてる可能性もあるんじゃないか?
って気になってくるな。
そこはもう一度原作見返してみないと…って所だが。





ダンロン2はボリューム凄すぎて、原作から削られた部分が多々ですが、
今作はそこまででもないようで、原作に無い部分を補足したりと、
プラスαを入れる余裕すらあります。
休憩アリの2時間48分という時間は、舞台としてはかなり長めですが、
3時間超えてたダンロン2と比べると、だいぶ短く感じます。






〇映像

打ちっぱなしのコンクリートみたいなセットに、映像を映すことで、
舞台となる未来機関の迷宮みたいな基地?の様々な場面を再現している。
NG行動や死亡情報も文字情報として表され、分かりやすさが増してます。
ダンロン2の舞台では、ここまで映像が使われて無かったような…?
何か技術的な進化があったんだろうか。


このお話は、モニターが重要な意味を持つのだが、映像での補完プラス、
リアルモニターを一個くらいセットで常駐させててもよかったような。
建物内の色んな場所が出てくるわけだが、
モニターはあらゆる場所にある設定なわけだし。









〇アンサンブル

ダンロン2再演と同じ12人。
ダンロン2では、モノクマの手先のような役割でしたが、
今作では、薬を飲んで豹変した忌村の表現や、月光ヶ原のミサイル攻撃の弾など、
一般的なアンサンブルとしての役割が増えてます。

表現だけでなく、
十神の命令でやってきた兵隊や、公園?で絶望雪染に殺される一般人など、
ちゃんとモブ役、人間役としての役目もあります。

知ってる人は一人もいませんが、HP見ると、KOHさんって人だけ男性?
まあ確かに男性が欲しい場面もあるだろうが、
12人いて1人だけってのも凄いバランスだな…
確かに舞台観てても、男性っぽい人いたような。










・苗木誠/西銘駿

ちょっとゴリラ系の顔立ち。
ゴリラ=強そう、なので、弱気な苗木には合わないなーと思いました。

だが、長く見てると慣れてくるし、
後半の汗なのか涙なのかわからないくらいの汁を出しての熱演は凄いです。



西銘さんとやらは、ライダー俳優なのね。
沖縄出身ってのも、濃いめの顔立ちと関係あるのかなあ。

ってか、この人高見さん目当てで観に行った
「a Novel 文書く show」で主役やってた人かwww
主役なのに全然覚えてないぞ…
当時の日記見たら、冴えない感じがいいとか書いてるw
まあ、確かに冴えない感じが出てたら、苗木感あるけど、
とりあえずこの舞台上では、冴えない感じは無かったな。





・霧切響子/岡本夏美

あんまり…かな。
そもそも髪色が、もっと濃い方がいい。
後半になると、さすがに見慣れてきて、いい感じには思えたが。

原作と違う演出方法になるので、最後ちゃんと復活して見せ場があるのは〇。





・朝日奈葵/飯田里穂

雰囲気はあるけど、ちょっとなー。
色黒すぎだし、リップも浮いて見えるし。
戦闘能力皆無なはずなのに、最後の方で普通に殺陣で立ち回ってるのは大きく×。
序盤のクロールパンチとかのくだりも寒すぎて…

飯田さんはラブライブの声優でもあるのか。
そんなデカめの声の仕事もしつつ、出役もこなすとは凄いなー。




・十六夜惣之助/神永圭佑

かなり似てる。
衣装で似せやすさもあるのかもしれないが、にしてもいいなあと。




・逆蔵十三/鮎川太陽

これも似てた!
再現率はこの舞台中トップクラスまである。
逆蔵というキャラ自体、非常に色々あるキャラだと思うが、
その辺の味もしっかり出ていた。


江ノ島に自分の気持ちをバラされればよかった、みたいなくだりって、
舞台オリジナルか?
この追加は結構デカいね。

鮎川太陽さんは、元Ya-Ya-yahの人らしい!
そんな人が、こんなゴツめの役をやるなんて…
でもとても良かったです。




・宗方京介/仲田博喜

うーん…
あんまり似てない&カッコよくないね。

後半の発狂モードは、迫力あって汗だくでいい感じ。
再現性以上に、役者としての良さ。
KOFのボスっぽさあったw
逆蔵とのラストは〇。




・雪染ちさ/高橋りな

あんまり、かなあ…
原作未来編では出番薄とはいえ、絶望編での彼女の存在感は相当なものだし、
結構な思い入れがあるわけよ。
それを背負えるだけの魅力は無かった。
原作ではカットされてた、
絶望に染まった雪染が一般人を抹殺するシーンが追加されてたのは〇。



Wキャストで、もう一人がカンコンキンに出てた七海さんなんだよね。
かなり意外な人選だが、写真見る限りだと、七海さんの方が良かったなあ。
単に馴染みあるってだけじゃなく、七海さんの方が、ふっくら、丸みがある感じがする。
優しい雪染さんのキャラクターには、丸みがあった方が良い。



高橋さんは、良くわからんがXを見た感じ、コスメティックロボットの一員らしい?!
CD持ってたわw




・御手洗亮太/木津つばさ

十六夜なんかとは逆に、特徴的なパーツの無いキャラだが、
結構雰囲気は出てたと思う。
問題無し。

クライマックスでの江ノ島とのシンクロは、
分かりやすさの意味でもとても良いと思いました。

最後、宗方に雪染先生の話をするのはとても◎。
絶望編の補完になりつつ、単純に感動出来ます。





・月光ヶ原美彩/三秋里歩

原作同様セリフの無い役なので、役者としてはかなり楽な役だったのではw
本人よりも、原作同様の車いすのでかいバージョンみたいなのが作られている事に驚き。
モニターがあって、モノミが映し出されたりするわけだが、
そのきっかけを役者がやってたのか、裏方がやってたのかが気になる…

三秋さんは、元NMBの人なのね。
しゅんしゅんPクリニックと結婚してるとは!




・安藤流流歌/山下まみ

これは相当似てた!
声の感じとかしゃべり方とか。
この舞台で一番じゃない?
正直不人気役だとは思うが、とても良かったです。
飴のシーンではちゃんとキスしてました。


山下さんは良くわからないけど、FF仕事してるのか。
コトダマンのリーフくんの声優やってた!




・忌村静子/永島聖羅

これも似てたなー。
特徴的なパーツがあるとはいえ、漫画的で似なさそうな感じだからさー。
薬がぶ飲みからの変身はさすがに無理だけど、舞台的表現で十分及第点。

NG行動である「影を踏まれる」は、
もっと分かりやすい見せ方出来そうだと思ったけどなあ。

安藤×忌村の昔話もだいぶ丁寧に描かれてました。
余裕があるっていいねえ。





・万代大作/一徹

外見と声に大きなギャップのあるキャラクター。
それを見事に舞台に落とし込んでましたw
芸人さんだけど凄いなあ。
単に裏声でしゃべってるだけなのかもしれないけどw


良くわからない自作のことわざを何度も披露しているのですが、
原作再現なんだろうけど、原作はすぐ死んじゃうから、全然覚えてない…




・グレート・ゴズ/大久保圭介

原作同様のマスクマンなので、似てるもクソもありませんw
ちゃんと声もくぐもった感じがありました。

よく見ると、序盤でこの作中の強キャラである逆蔵、宗方相手に
結構な立ち回りを見せてるのね。
強さと優しさを兼ね備えた、いいやつなんだよなあ。





・黄桜公一/永山たかし

これは良かった!
元々黄桜自体が、いわゆるオイシイ役だと思う(しかも復活するしw)が、
そのテイストが十分出ていたと思う。


原作では穴に落ちる霧切を助けようとするが、
舞台では、飛んでくる矢を止めるというアレンジに。
再現性を考慮した良い変更だと思います。
あの矢がささるアクション、どうなってんだ!?
手品みたい。
梅棒でもあったけど、それ以上だ。



原作では塔和モナカとのバトルは、
苗木妹&ジェノサイダーの絶対絶望少女チームがやるわけだが、
この舞台ではその2人がいないので、代わりに黄桜×モナカとのバトルになります。
これもまた美味しさUP!


永山さんのWiki見たけど、舞台の欄にこの作品の事書いてないんだけどw
黒歴史か?!




・天願和夫/竹若元博

これもめっちゃ良かった!
雰囲気、しゃべり方もバッチリ。
これを実際お年を召した方がやってるのかと思ったら、
バッファロー吾郎の竹若さんとは。
確かに竹若さんも若くはないけど、
自分の想定よりはずっと若い役者、しかも芸人だしさあ。


しかも途中で「こんなNG行動は嫌だ」みたいな大喜利始まるしwww
おそらく日替わりコーナーなんだろうなw
2の舞台じゃ絶対こんな余裕無かったからさー。


原作だとスパイダーマンみたいな挙動で針みたいなの飛ばしてるけど、
それを知ってて見ると違和感無いが、
知らないで見ると、何やってるか分かりにくかったかもしれません。





・塔和モナカ/市川美織

そもそも舞台ではカットされるのかと思いましたが、
さすがにコイツ位は出しておくか…って感じか。
なんか歌ってたけど、あれは舞台オリジナル?
ワンチャン絶対絶望少女にあったかもしれんな。


市川さんの事はそんなに良く知らないけど、知名度はあるし、人気者なのはわかるし、
そんな彼女が演じるにはピッタリの可愛さ&存在感&出番の少なさを兼ね備えた
良役だと思いましたw





・葉隠康比呂/松風雅也

映像出演。
原作でも映像出演みたいな存在だったので、ハマってる感ありますw
ていうか、カットしてもいい存在なんだよねw

松風さんは、実際の葉隠の声優なんだよね。
声は当然として、外見もかなり再現性が高くて感動しました。
あの葉隠の独特の感じ、好きなんだよねー。
てか、元々戦隊ものでデビューなんだ。
声優より俳優先だったのね。
電撃大賞のパーソナリティもやってたとは。
きっと下ネタもいけるんだろうねw




・十神白夜/中村優一

映像出演。
葉隠ほどじゃないけど、こちらも良かったです。
映像組はダンガンロンパ1のキャストと同じなのね。
まあ、納得。

原作では、月光ヶ原が死んでる事をあえて隠したのに、
その事実を苗木達にバラすのは大きな違い。




・江ノ島盾子/神田沙也加

映像出演。
出番少な目だが、安定の良さ。





2の舞台の時は、カーテンコールみたいなのがあって、挨拶とかあったけど、
3には収録されてないな…
空席も目立つし、ダブルアンコールみたいな雰囲気にはならなかったんだろうかw






そんなところかなー。
俺もいくつか2.5次元観てきましたが、
映像出演が3人もいるなんて、凄いというか、舞台としては変わってるよね。
けど、不要っぽい葉隠も、いないよりはいてくれた方がいいわけだし、
そこまでしてくれた制作に感謝。