8/11 東京グローブ座 カンコンキンシアター27『クドい!』飯尾 ケニアに行く!

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千秋楽。
1部が3時間、休憩15分で2部が約2時間。




・会場入り
まずは会場行く途中の道。
ん…?今すれ違った人、ウド鈴木じゃなかったか?
特徴的な髪型は帽子に隠れているものの、あの顔は間違いない!
飯でも食いに行くのかなあ…?

などと思いつつ、最寄のコンビニでおにぎりを買って、
パクついている俺。
すると、さっきすれ違ったウドちゃんが、
カンコンキンへ向かう客と談笑しつつ握手しつつ、
このコンビニへ入って行った!
俺も握手を求めようかと思ったけど、何となく気がひけるのでやめたw




・オープニング抽選会
いつもは1部終了時に行われる抽選会が初っ端にやってきた?!
いつものように水着女性陣がビンゴのカラカラを回します。
当選者は最前列の女性。
当選者はステージに呼ばれる…という事もなく水着女性陣は去っていき、
「え?抽選だけして何も無しかい!」と思いきや、
エネルギー平子のダンスを間近で見れる権、みたいなやつで、平子登場!
平子は女性を壇上に上げ、てっきり一緒に踊るのかと思いきや、
平子が1人で踊ってました。
平子がホストをやるコントはやらなくなったので、
そのコントで披露していた特徴的なダンスをここで見る事が出来るようになったのは○。


・オープニング
恒例のいいとも特大号的モノマネ。
女性陣は何故かJKT48というチョイスに
謎の肛門科女医などw
ラッキィ扮する矢口真里は、
なんとなく女性っぽいカツラもつけつつ、
恒例の全裸に股間を手で隠しただけのスタイルで登場し、
1ミリも矢口に寄せてなかったのがひどかったwww
女性だったら胸も隠すくらいの工夫してもいいだろw
このオープニングの時点で俺は笑い泣きしていた。
これは体力持たない!



・関根とラッキィがメインのコント
去年は初音ミクに扮して「みっくみくにしてやんよ〜」とか歌って、
「ついに初音ミクカンコンキンにも来たか〜」とか思ったが、
今回はなめこの歌を歌ってて、流行に敏感だなーと思った。
関根麻里も一緒になってこのヒドイコントで親子共演していたのも○。
ここでの麻里が夏川りみ役だったのだが、
夏川には全然似てない(まあ、外見のイメージもそれほど無いw)が、
衣装や髪型がちょっとFFのゲームに出てきそうな非常に魅力的なものだった。
ポストカード・・・じゃ物足りないから、ちゃんと写真撮影して、ポスターや写真集にして欲しい!

他には香山リカのエロメガネへの着眼点の良さや、
その患者としての上原さくらという人選などもさすがwww
関根とラッキィはあまちゃん役で、「陸のあわびを取りに来た」とか言って
香山リカのあわびを採取しようとするひどいものw

今年の公演では3年ぶりに「カップルの女性が途中で退席する」という事件が起こり、
それがこのコント終わりだったそうです。



・森です!
天野の声に合わせて動く森。
特に天野の「森です!」の声に合わせてポーズを決めるのが見所なわけだが、
森はその「森です!」がいつ来るかに終始して、
「天野の声に合わせて動く」という所の動きが甘いなーって思った。
前はもうちょっと良く動いていた気がするが…
無くなってほしくは無いが、ちょっとパワーダウン感もあったかも。



・飯尾と天野のモノボケコント
内容は恒例だが、シチュエーションは新規。
子供の飯尾が両親のクリスマスプレゼントとして、
大きなクマのぬいぐるみを貰って
「わーい!これからもずっと僕の隣にいてね!」

〜20年後〜

ボロッボロのクマのぬいぐるみに扮した天野が
お菓子をこぼしながらボリボリ食べている、
という流れに大爆笑。

モノボケ自体はまあまあだったが、
もっと飯尾が追い詰められるシーンが見たかったかも。
それだけ腕を挙げたって事か?
飯尾の彼女役として林が出てきて夫婦共演。



・ウド先生
女生徒に痴漢&変態扱いされて、
その対応が見所の恒例のコント。
今回はウドの関西弁を交えたノリツッコミ
→様々なわけのわからない方言と
松坂桃李くんだったらいい」などのホモネタを交えて、
今までに無い面白さだった。



・アマンダム
天野が作った婚活ロボット?
出来の良いガンダムのコスプレ?をしたアマンダが
「お客さんの中に女子アナはいませんか〜?」と、
天野ならではのネタを挟みながら結婚相手を探すショートコーナー
小金持ち(ていうか結構な金持ち)の天野は、
不動産も所有していて、富ヶ谷にマンション二つ持ってるとか?



・悪い関根と今井キャスターコーナー
これまた恒例のコーナー。
毒舌全開の関根が見所ですが、
ローラに似たタレント(水沢アリーダレノガレ明美)への
口撃がすさまじかったwwwwwwwwwwwww
その詳細は覚えて無い、というかうろ覚えで書いたら魅力が半減してしまう位
端的に、しかし見事なまでに的確に表現していた。
笑いと共に気持ちよさとすがすがしさを与えてくれた。

他には関根が興味を持って、いいとも増刊号でコーナー展開までした
「4スタンス理論」を取り入れた、
女性が欲情するときの4スタンス理論などw
まあ、ただ4つのタイプに分けただけで、4スタンス理論でも何でも無いんだけどw
いいともを見ていた俺としては、
4スタンス理論を取り上げた事自体にニヤリとしてしまいます。

4つのタイプは「E」「R」「O」「Z」の4文字で表される。
「Z」はマジンガーZももクロZのZのようなもの(4文字にするためのこじつけ)。
E…E男を見た時に欲情する
R…Rockな男に欲情する
O…Openな男に欲情する
Z…五月みどり
だったような気がしますw



・ラッキィと富田(だっけ?)のショートコーナー
恒例の下品なコーナー。
緑の髪をしたラッキィは、また初音ミク絡みなのかと思いきや、
海物語のサムらしい。
言われてみると結構ハマってる。
富田は沖縄バージョンなので浴衣?
マリンちゃんは巨乳でないといけない、と言う事で、
去年巨乳枠で入った萌木七海がビキニとカツラで
バッチリマリンちゃんに。
けど、萌木では下品な言葉が上手く言えない、という事で、
富田が先輩らしく全開で下品な言葉を言う。
客席に降りてあわびを探したり「これは立派な太刀魚だ」とか言ったり…
先ほどの夏川りみも再登場したけど、
何やったかもう覚えて無いw



○芸人のネタ
・エネルギー…前回好評だったと思われる、
平子扮する狂言師ハンバーガー屋のバイトをするというネタ。
安心して見られる良さと安定した笑いがあり、一番ウケてた気がします。
・ずん・イワイガワキャイ〜ン…もう忘れましたw
イワイガワはそんなに面白くなかったという記憶がうっすらと…w



・AKB同窓会
去年は、福くんや芦田愛菜の数十年後をネタにしていたのだが、
今回はAKBメンバーが20年後くらいに番組に呼ばれて同窓会的に集まる、という設定。
高齢女性メンの今井がマエアツ役で掴みつつ、
飯尾扮するともちんは、
名前を言われて初めて客が「ともちんなんだw」って気付くはずだが、
俺は登場した飯尾を見て「ともちんじゃね?」と、ピーンと来た。
妙にしっくりきたんだよなー。
やすは坊主という設定を生かして峯岸役w
誰だか忘れたけど、中谷美紀のレズネタをぶっこんできたのはゾクっとした。
あとは藤原紀香の世界平和活動を口撃してみたりw



・女性がメイクを落とすと男性に
前回もあったやつ。
ここでのポイントはウドのアックスボンバーに尽きますw
どういう流れか忘れたけど、不意にラリアットかまして、
飯尾の倒れっぷりに笑いが起きて、
さらに重ねて、ジョニ男にも決まって、
女性のカツラ=ロンゲ=長州力っぽくなった天野と
ウドのラリアットが交差するか?!
と思いきや、ウドは天野のラリアットを食らう準備、
天野はウドのラリアットを食らう準備をしていて、
お互い何もせずにすれ違う、という流れが最高かつ
コンビならではの美しさも感じた。



・喫茶店の朗読劇
前回関根扮するジローラモが喫茶店?をやってるコントがあったので、
それかなーと思ったら違いました。
女性客に珈琲を出そうとしたら、フィルターが切れてて、
女性客にパンティーを脱いでもらって、それをフィルター代わりにするという、
げろげろげろ〜な内容w
なんでも、災害が起こってモノが無い時に、
フィルターが無くてもパンティーで代用出来るよ、という生活の知恵のような
メッセージがこめられたコントらしいw

怒った女性客は店主のラッキィでは無く、
フィルターを買い忘れたアルバイト?のやすをボコボコにする。
やす=身代わり地蔵。
セットが組んである割に、ショートコーナーばりの短さで内容も薄い。
何故朗読劇なんだw



アメリカンダンス
これが鬼門だった…
話題性もたっぷりのコント。
井川が伝説のアメリカンダンサー関根の自伝を書くために
インタビューするという内容なのだが…
眠くなる人多数w
実際寝た人も何人かいるだろう(俺の隣は寝てた)。
そして俺もちょっと寝たと思う。

まず、大前提として言っておくが、
決してつまらないわけでは無い。
安定した面白さはあるし、関根がのびのびとボケまくる、
しかも悪関根とは別ベクトルのボケ方はここならではのもので、
もっと見たいと感じさせるくらいだ。
井川とマンツーマンのやり取りというのも珍しくて目を引く。
ただ、眠くなる。


○要因その1
照明が暗い。
井川と関根にスポットライトが当たっただけの照明。
他は真っ暗。
この暗さが眠気を誘う。
ついでに2人の立ち位置は舞台の左側に位置し、
俺の座席である右側と距離を感じさせたのもマイナスポイント。


○要因その2
動きが少ない。
要所要所で明るくなって、ステージ上でアメリカンダンスを他メンバーと披露する
シーンが流れるものの、
それ以外は舞台の端っこで井川と関根がこちょこちょやってる印象。
動きがあると眠気も多少和らぐのだが…


○要因その3
長い。
見ていて「長い」と感じさせるレベル。
「もっと見たい」と感じたのは事実。
しかし、それは眠気が無ければ耐えられるが、
眠いんじゃあどうしようもない。
他のネタになれば眠気もさめるんじゃないか、とも思うが、
このネタがちっとも終わりに向かっていかない。
よって、長いと感じる。


で、このネタ、本来20分の持ち時間らしいのだが、
この日上演された時間はなんと53分!!!!
この数字は驚異的w
確かに見ていて長いと感じてはいたものの、
実際の数字を目の当たりにすると余計に驚いた。
体感では長いとはいえ、そこまでとは思ってなかったから。


○要因その4
番手が悪い。
これが最初の方にきていたら、
まだ体力にも余裕があるから眠くはならない。
しかし、第一部の終盤…もう2時間は経っている。
それまで散々笑いっぱなし。
これだけ笑うとクタクタになるものなのですよ。
当然疲労感も襲ってくる。
そして眠くなる。
椅子もいい椅子だしさw



・抽選会
第一部最後は恒例の抽選会…
かと思いきや、今年は飯尾×林、舘川×中村と、
劇団内での結婚が続いた事を記念して、
抽選会ならぬチューせんかい!
恥ずかしがりやの舘川に代わって登場したのは有川w
チューせんかい!チューせんかい!とのコールが続く中、
何故か飯尾と有川がチューするというオチw
どうやらこれは千秋楽限定だったらしい。



〜休憩〜
第二部、関根のトークや小ネタなど



・ジョニ男でっかTV
ジョニ男のコーナー再び。
そんなにつまらないとは思わないが、あまり印象に無い。
天野に助けられっぱなしw



・井川のコーナー
女性不信の井川が色々ぼやくコーナー。
会場はウケてたけど、俺はそんなに。
面白いと思えるネタもいくつかあったけど、
ネタの方向性というか、カンコンキンの中で見ると浮いて見える。
とはいえ、関根的着眼点でもあるし、浮いてないはずなんだけどなあ…



・ウド先生と有川校長
有川校長がいきなりぶっ倒れて、
それを起こそうと奮闘するウドのお馴染みのコント。
ここでもアックスボンバーを持ち出して暴れまわっていたウドが印象的。



ZIP!
寝坊した?関根麻里に代わって女装した関根勤が代役を勤めるという、
ありそうで無かったコント。
特に書くような事もありませんが、全体的に面白かったですw



大喜利
千秋楽限定という大喜利
中村嘉夫が全部「わかりません」で逃げていたのがひどいと思った。
舞台全体を見ても活躍の場が少ないし、いい加減存在意義が…
って今更だけど。
あと、ジョニ男が割と苦手そうにしていたのが意外。

つまらない回答の場合、
身代わり地蔵、という事で回答者に関係なく、やすが叩かれる
→変化球として、隣にいた森が叩かれる
→つまらない回答をした人(ジョニ男)が叩かれる、といった具合。



・プライベート裁判

○ジョニ男、アマンダのスカートを何度もめくろうとする
→最終的にスカートにもぐりこむ

周りにブラジル人の知り合いがいないので、
仲良くなりたかったとか何とか言ってた気がするが、
ジョニ男特有のガチでひどいやつ。
去年も何か引くやつがあったような…



○やす、公演期間中にデリヘルを頼む。
奥さま鉄道69という店名。
鉄道なので駅で待ち合わせ。
オプションが付けられるという事で、
ノーブラ、ノーパンで。
そして自分もノーパンで迎えに行ったwwwwwwww


○林、帰る電車の無くなった陽気な外人男性二人を
家に連れて帰る。
家で寝ている飯尾を起こし
スペシャルゲストが来たよ〜」とか言って外人を紹介。
「英語もしゃべれないし、この外人のノリに朝まで付き合うのは辛いな…」
と、冷静な飯尾は外人に帰ってもらう。


○関根、奥さんにスカパーのエロチャンネルを申し込んでいいか聞いたが、
あっさりと断られる(麻里より)

このネタは公演期間中にオンエアされたアメトーーク!でも紹介されてましたね。



○関根、精力絶倫系の何とかコブラとかいう栄養ドリンクを鏡の前に
置いてあるのを麻里に指摘される。
あさりどのどっちかから貰ったドリンクを、
「俺が飲んでもしょうがないしなあ…」とか思って何となく置いておいただけ。
別にたいしたネタじゃないw


○関根、舞台袖?で藤原紀香役でパットを4枚くらい入れていた梶原の胸を揉む。
パットが入っていて、もまれても感じない、という事を確認して関根も揉んでいたらしいが、
そういう問題じゃねーだろ!
よく出来るよなあ…
この時梶原が「胸をもんでいただいて…」という言い方をしていたのが、
梶原の人のよさ(ていうかアホさ?)を表していた。




・その他気付いた事

○森について
トピックスとして結婚ネタが大きいので、
その辺をいじられるのかと思いきや、
いちばん多かったのは森×さとう珠緒ネタ。
やはり、結婚のようにオープンに出来る情報より、
隠さなければいけない、公にしてはいけない情報の方が
いじり甲斐があるって事でしょうか。

しかし、カンコンキンを見始めた当時は、森はあまり目立ってなくて、
断然平子派だったけど、こんな事になるとはなあ…



○アマンダについて
なんか好きだなーと思えるアマンダ。
昔の「とりあえず踊る」というキャラから、
その他大勢の女性出演者みたいな役回りが多く、
むしろ見せ場は減ったような気もするのですが、
存在感があるんだよなー。
もともと名前&外人という事で存在感があるわけだが、
例えばプライベート裁判で座ってる時や拍手してるときの
参加の仕方とか、ふとした仕草とか、
「慣れてる感」とそこからにじみ出る
明るさ、陽気さがいいんだよなー。
華があるし、
「出るだけでこっちが楽しくなる、ワクワクする」ような
カンコンキンとは別ベクトルの正統派の良さがあるような気がします。
他の舞台や他の活躍の場でも見てみたい気になるというか。



○ラッキィ、舞台上で共演者の名前(萌木七海)を忘れるwwww


○休憩中の物販では、関根麻里やエネルギーが売り子に参加。
エネルギーは自分達のDVDを売ってたから、まあ納得だけど、
関根麻里は豪華!
購入者に握手とかしてたし、俺もそのタイミングで買えばよかった…