5位 BURAI 上巻(MSX2+)

いつ頃だったろうか…
おそらく、小学校高学年の頃だろう。
兄貴がパソコンに興味を持ちだし、MSX2+を買った。
兄貴の部屋に置いてあったので、他の家庭用ゲーム機のように
自由に遊ぶ事は出来なかったが、兄貴の許可を得ては
ちょくちょく遊ばせてもらった。



その中で、一番ハマったゲーム、それが「BURAI(上巻)」だ。
当時のパソゲー市場では割と大作扱いだったと思うし、
たくさんの家庭用ゲーム機に移植されたので、
もっと知名度があってもいいような気もするのですが、
思いの外マイナー扱いでガッカリw


主人公が8人おり、それぞれの章をクリアすると、
8人パーティの本編へ。
この8人パーティってのがドラクエやFFあたりの
最大4人パーティと比べモノにならないボリュームで、
「さすがパソコンは違うな〜」と感動。
パソゲーならではの美麗ビジュアルはもちろん、
ストーリーも秀逸。
クークの章のラストは感動と衝撃。
敵をあそこまで憎いと思えたのはそうそう無いよ。
リリアンランスロットの勘違いも上手いな〜と思ったし。
敵キャラも、中には影が薄いヤツもいるが、おおむね魅力的に描かれ、
荒木・姫野コンビのキャラクター群は敵味方含め
美形からキワモノまで総じて好きでした
(俺はこれで荒木・姫野コンビという名前を覚えたw)。
ロマールなんてトカゲで貴族って時点で格好良すぎます。
HPなどの値を数字では無く玉で表現したり、
移動中に各パラメーターを一個だけであるが鍛える事が出来る
システムは斬新でお気に入りでした。
あと、○○が100人現れた!みたいな敵も。




上巻というからには、下巻があるわけですが、
俺は下巻はPCエンジン版のみやりました。
これはこれでかなり面白く、完結編にふさわしい内容でした。
…という印象は残ってますが、あんま良く覚えてません。
ラストのハヤテとリリアンがくっつく所は猛烈に覚えてますがw
あと上巻はメガCD版もやりましたが、こちらもさっぱり。
クリアしたのかしてないのか、それすら覚えてません。




さて、こっからが本題、音楽です。

ある日
「ほれ、ブライの音楽つぐったやづ載ってらど!こんた変たやづだったどわ」
と、こんな調子で、兄貴に当時購読していたMSX雑誌の
インタビュー記事を見せられた。
そこに載っていたのは、変な格好
=ロックっぽい、ビジュアルっぽい格好をしたオバサン二人組。
「こんな変なオバサンがあの珠玉の名曲達を作ったの?」
と、裏切りにも似た感情を覚える。
そのオバサンこそ、SHOW-YAだ。
何故二人組だったのか分かりませんが、
たかだかインタビュー記事に全員登場って事も無いだろうし、
SHOW-YAの中でも作曲担当的な人だけ載ってたんだと思う。


年齢的にオバサンでは無いハズだが、普通のねーちゃんな格好してたらまだしも、
ロック系の格好なんて、当時音楽どころか芸能全般に興味の無かった
小学生の俺からしたら馴染みが無さ過ぎて、年齢なんてピンと来ない。
むしろ老けて見えます。

さて、SHOW-YAですが、もちろん当時は知りません。
後にJ-POPに興味を持ち始めた頃(1993年)には
既に表舞台から消えてましたし、行きつけの床屋のニーチャンから
「プリプリが表だとすると、裏にあたるのがSHOW-YA」という
レクチャーをされ、プリプリファンの俺としては
「裏=ライバル、対立関係にあるSHOW-YAは敵だ!」というわけで、
意識的にSHOW-YAの情報は仕入れないようにしてきました。

そんなわけで、未だにSHOW-YAの曲とか、良く知りませんw
記事が二人だけ載ってたってのもあり、それこそ21世紀に
突入するまで、SHOW-YAって二人組だと思ってた位w
ほら、KIX-SとかMANISHとか、女二人組のロック系っているじゃん?
「なんで二人組なのにプリプリと対立関係なんだろ〜?」と
疑問に思っていましたがw


まあ、BURAIの曲は好きです。
評価しています。
なので俺の中ではSHOW-YA=BURAIの人です。

順位は割とアバウト。
順位間の差はあんまりありません。
動画はPC88版。

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15位 左京のテーマ
コイツが強すぎるせいで、上巻も下巻もバランスが
悪い気がする…



14位 BURAIのテーマ
カッコイイんだけど、ゲーム中に聞く頻度の低さが
順位を下げてる気がする。


13位 リリアンのテーマ
8玉の勇士のテーマの中では一番影が薄い気がする…


12位 闘いのテーマ
世の中のありとあらゆるゲームの戦闘の音楽って、大体格好良くて好きなんですが、
このゲームの戦闘の音楽は嫌いでしたねえ…
ほわーんほわーんとまるでサイレンがなってるかのような曲で、
兄貴と変だ変だ言ってました。
まあ、慣れると聞けます。


11位 クークのテーマ
錫杖がシャン!となってるかのような音が好きですねえ…
和風テイストたっぷりで、暗めな曲を聴かせる曲にしてくれます。


10位 戦い済んで
良かった良かった的イベント曲。
まあまあ。


9位 戦士の休息
これも良かった的イベント曲。
クークやマイマイのような子供キャラの笑顔が見える、
微笑ましい曲。


8位 新たな希望
タイトル通りの希望に溢れた感が○。


7位 一触即発
イベント曲。
大体コレがかかると燃える展開だからさ、
思わず血がたぎります。


6位 プロット兄弟のテーマ
このコミカルな感じがまさに二人にピッタリで…
どうでもいいけど、兄弟じゃなく兄妹が正しい曲名だと思うのだがw


5位 ロマールのテーマ
いいんだけど短すぎるのが難。


4位 ライバル登場
イベント曲。
『一触即発』並に熱い展開に流れる曲。
燃え度はこっちの方が上か?


3位 アレックのテーマ
このオッサンの偉大さというかスケールのでかさが
良く分かる曲なんじゃないかと。
浮遊感も○。
アレック飛ぶしw


2位 勇士結集
8人パーティ時の曲。
最強感とよっしゃやるぜ感がたまりません。


1位 ハヤテのテーマ
結局1位はコレかよw
短さが悔やまれますが、やっぱカッコイイし
疾走感あるし、8人パーティの中から、
大体最初ハヤテ選ぶと思うんですよ。
そういう最初のインパクト感も手伝ってこの順位に。