2006年 2月下旬 アイピット目白「満月の夜 カタツムリは東へ向かう」:劇団 the Transcendence city

知人が出演してるので鑑賞。



内容ですが、ちょっとわかりにくいかなあと。
ストーリー重視っていうより、見ている人に考えさせるというか
メッセージ性の強い内容だったような気がします。
いろいろ思い悩んでる人や仕事に疲れてる人が見ると
自分自身への発見があったりいい気分転換になりそうな気もするんですが
俺自身最近はお気楽極楽に過ごしているので
どうにもセリフが入ってこない感じで。

後半教授が女性陣(俺の中では『森六中』と命名。いや6人いるってだけなんですけど)
と絡み始めてからテンポも良く内容もぐっと分かりやすくなって
俄然引き込まれていったかなと。
ひいき目に見るつもりはありませんが
教授が女性陣と問答してるときの心情っつーんすかね?
そういうのが良く出てたような気がします。
なんか前半ろくに内容理解してなかったのにこの辺で
自然と涙がこぼれてきましてですね…
まあ僕はしゃべり場見てて「青春の葛藤」みたいな所が
好きだったりするんですが、
そういうテイストをこのシーンで感じたからだと思います。

アンケート用紙にも書いたんだけど出演者の皆様方は
かなり声が大きくて…小さいよりはいいのかもしれませんが
聞いてて疲れました。割とテンションも一辺倒だし。
抑揚っつーか緩急があった方がいいような気が。
大きい劇場だとあれでいいのかもしれませんが。うーん難しいですな。

よくチラシに劇団員紹介とかあらすじとかそういうの書いてあったり
するじゃないすか?
そういうのが一切無くてやけにあっさりしてるなあと。
狙いっつーよりそういうノリが嫌いなんでしょうか?
終わった後も出演者が全員出てきてひと盛り上がり+演出家登場!
みたいな事も無く礼して終了だったしなー。
千秋楽だとあるのかもしれません。




なんつーかもう一回見てみたいですね。
ちょっと今回は俺の中で
この演劇を見るような心情っつーか精神じゃなかった気がしましたし。
あとは2回目で理解を深める、みたいな。