2005年 11月27日 新宿スペース107「アンジェラ」:Z団

マイミクさんが出演していたので観劇
前売りが速攻で完売していたので当日券で突撃。
客層はびっくりするくらい若い女が多い(8〜9割くらい)。



いきなりオープニングから引き込ませる。
分かりやすい導入にキャスト紹介のムービーが良くできてて。
写真が皆様格好良くて期待感が膨らみました。


一番好きなキャラはカルダンって男。
もう素敵にスカした野郎で格好良くて×2。
風貌は違うが俺的にギルティのジョニーを連想。海賊繋がりだし。
エヴァだとカジ君かな?
いちいちアメリカ人みたいな「へぇ〜」って感じの手を広げるような
オーバーリアクションをするのがツボでたまらん。
その時の表情がまたいいんですよ。
基本的に美形は好きですがこんな直球じゃないのもいいですね〜。
海賊になかなか復帰したがらないのも○。


アクションシーンの構えがカッコイイ。海賊モノなんで
フェンシングぽいようなそれっぽい構えが出てくるんだけど
正直あの構えが上手いかどうかなんてわからない。
型を再現してるだけかもしれない。でもそれだけでも俺レベルには
十分格好良く見えるんだよね〜。
あとキャラクターによって一人一人構えが違ったりして
それがまたイカす。
特にカルダンとカミーラが並ぶとゾクゾクする…!


主演のアンジェラはすげえなーと思いましたよ。
ほぼ出ずっぱりなのに最初から最後まで輝いてましたね〜。
眩しいけど清々しいって感じ。
あと最初街娘の時の「ホントに主役か?」と思うような
パッとしない衣装と海賊後の衣装のギャップに萌えた。


お姫様が不思議系という設定は面白いと思う。
そしてまたこのお姫様の
ムカツクことムカツクこと!まあそれだけ演技が上手いって
事だろうけど。いやただ単に俺がこういうキャラが嫌いって事ですよ?


一番好きなシーンは前半最後のアンジェラが
「面舵、いっぱぁーい!」ってシーン。
その直前に記憶を取り戻すのがやけにあっさりしてて
うーんと思いつつまあテンポを考えれば妥当かなと
納得もしつつだったんだけど演出っつーんでしょうか?
格好良すぎて涙が…必死に我慢したら鼻から大量に
出ちゃいましたよ。


ラモンの出番が後半少ないのは×。あらすじでも
「そして相反する立場になったアンジェラとラモンの運命。」って
書いてるからもっと絡みがあるかなあと思ったんだけど。
確かにホセを殺すシーンは見所ありましたが。



総括するとカッコイイ!の一言に尽きます。
話の展開はまあ単純明快な上に前に見た『昇龍演舞』と
流れも似てるかなと。
ありがちな所も多いがそれがまた安心して見れる部分でもあったり。
これがZ団の持ち味?でも次はまた違ったタイプのやつが
見たいですな。
とりあえず出演者の皆様お疲れさまでした!




※僕はこれでZ団のファンになり、いくつか観劇する事になるのですが、
今でもベストはコレだと思ってます。
最初の衝撃、というのもあるんでしょうが、
とにかく漫画ライクに際立ったキャラがそれぞれカッコよく、
和モノが多いZ団において、
このパイレーツ・オブ・カリビアンな世界観も貴重。
愛すべきキャラクター&出演者です。